【trip salon un.訪問美容サービス】訪問美容師インタビュー！［埼玉エリア］ 田邉 瑠璃

un.で訪問美容師をしながら、フリーランス美容師として地元の岡山県でも活動しています。

祖母の家にヘアカットをしに行くうちに、〝美容師がお客様のもとへ伺う〟という訪問スタイルにサロンとは違うやりがいと、面白さを感じるようになったのがきっかけです。
足が悪く美容室に行くのが困難な祖母の役に立てることが嬉しかったのと同時に、他にも困っている方がたくさんいるのでは？と考えるようになり、訪問美容師を目指すようになりした。

美容師側の知識と理解、工夫次第でどんな状況、状態のお客様にも柔軟に対応できるという可能性と多様性がとても学びになっています。
un.のサービスはお客様、ご家族様、施設様など多くの方に喜んでいただけるものだと感じています。
訪問美容に必要な介護にまつわる知識をはじめ、気持ちを汲み取り寄り添うこと、サロン業務とは違う目線での細かな配慮や注意等とても勉強になっています。お客様の笑顔がやりがいです。

〝お看取りカット〟を任せていただいた時です。その方にとって、人生最後のカット。
言葉が上手く話せない状態でありながら一生懸命〝ありがとう〟を伝えてくださったのが印象に残っています。後日、施設様を通してご家族の方々からの感謝の言葉をいただき、ご本人だけでなく、周りの方にも喜んでいただけること、人生の最後の瞬間まで美容師として寄り添うことができることのやりがいと素晴らしさを感じました。訪問美容師だからこそできること、感じられることだと実感しました。

頭や足裏のツボなどから身体を読み解く知識と技術・ハーブや野草、スパイスの薬効を利用し
生活や施術に落とし込むこと。自然農についても学んでいきたいと考えています。

私は髪や頭皮・身体に優しいハーブ等の植物を使った施術を学び、薬剤を使わない施術方法をサロンで取り入れてます。　
負担がないことやハーブの香りは脳にもよいことから訪問美容の対象になる方々にも良いのではと感じており、薬剤不使用の自然派な訪問美容をカタチにできたらと考えています。髪だけでなく、心や身体をも大切に考え生涯ずっと安心して任せてもらえるような心から寄り添える美容師でありたいです。